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ETV特集「作家・辺見庸 しのびよる破局のなかで」放送予定他
NHK教育・ETV特集「作家辺見庸“しのびよる破局のなかで”」が2009年2月1日(日)午後10:00〜11:29の予定で放送されます。
同番組には、昨年の大阪講演や津講演の内容も一部もりこまれる予定です。
  なお、放送の前後にロングインタビュー「辺見庸“同時性のパンデミック”を語る」上・下回を収録した『週刊金曜日』が発売されますので、テーマの全体的把握のためにも、NHK番組と併せご覧いただければと思います。
(上)は1月30日発売。(下)は2月6日発売です。おおよその内容は以下のとおりです。

●辺見庸“同時性のパンデミック”を語る
 (上)「週刊金曜日」1月30日発売号掲載
・生体が悲鳴を上げている
・私たちは価値システム総体の崩壊の中にいる
・異質な破局のパンデミック
・人格の崩壊と生体の悲鳴
・コーティングされた日常

 (下)「週刊金曜日」2月6日発売号掲載
・根源までたどり思索を深めよ
・人間的価値の問い直しのために
・天皇制という非言語的拘束
・裁判員制度と死刑制度

●放送予定 

 ・NHK:ETV特集「作家・辺見庸 しのびよる破局のなかで」 
 
 ・2009年2月1日(日)教育テレビ 午後10:00〜11:29

 世界規模の金融危機に端を発した大恐慌の文化論的実相とはなにか。いま進みつつある“破局”は、経済だけではく、新型インフルエンザや気候変動、地震など、日常の継続性をおびやかす異質の危機が同時に展開し、それらとともにこれまで自明とされてきた価値観や道義、人間の内面性も崩壊しつつある。
 作家は、秋葉原無差別殺傷事件をきたるべき大破局の「予兆」ととらえ、底流に、虚実が錯綜したメディア革命期を生きざるをえない若者たちの痛みや悲しみ、疎外、世界からの孤絶感、広漠としたよるべなさを見いだす。そして、すべての関係性が貨幣的価値に置きかえられる現在にあっては、人間が本来もつべき実存的、社会的諸権利が資本に奪われ、その「生」がしだいにむき出しになりつつある、という。「いま真にとりもどすべきは、果たして経済の繁栄なのか?」「奈落の底で人智はどう光るのか、光らないのか・・・それが早晩あかされるだろう」。しのびよるいまだかつてない破局の時代を私たちはどう生きるべきなのか。人間とはなにか。人間はどうあるべきかーーを番組は見つめる。(NHK広報より)

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2008年10月25日 クレオ大阪中央
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